心を持った人間でありたいと思う

ここで改めて経緯を書くのは省きますが、田村ゆかりさんがフォロワーからのtwitterでの心無いツイートをきっかけにして「もう返信はたまにしか見ない」とツイートしたことが話題になっています。
特定の誰かの発言がきっかけではなく、前々から感じていたことだということですが、確かに以前から目に余るような返信が多かったものの、これまではファンあっての声優として公人としての立場からずっと我慢してきたにもかかわらず、今回の発言によってとても傷ついたであろうことは容易に想像できます。また、それを「田村ゆかりtwitterでキレた」みたいな表現で伝えることにも非常に憤りを感じます。
いつも思うのは、blogやtwitterなどに代表されるソーシャルメディアの出現により、従来は一方通行だった情報発信が、一方は名前を出した有名人で、一方は名も無い匿名の一般人という、非常に不公平な関係にもかかわらず形式上は双方向性を実現してしまうことの危うさでした。
流行でもあり、今や有名人たるもの何らかの形で取り入れていないとファンを大切にしていないとでもいわれてしまいそうな現在の雰囲気なので、とりあえず誰もがやっているというのが現状のような気がしますが、果たしてこれが健全なコミュニケーション手段と言えるのかという点で非常に疑問に思うところです。
自らも見ている方は少ないとは思いますが、一応こういったblogという不特定多数の人に見られる形で文章を書いていることを肝に銘じていきたいと思います。
だって、ネガティブなこと書いても楽しくないし、見てる人も楽しい気分にならないと思うんですよね。たまには、「このアニメおもんないぞー」とか言うことはあるかもしれませんが、これは愛あってのことです( >Д<;)←言い訳っぽい?だから、極力楽しいことを書いていけたらいいなと思います。ネガティブなことはわざわざ公の場で書かなくても心にしまっておけばいいんです。
そして、特定の誰かを誹謗中傷したり非難したりすることがないように、また誰かを傷つけるかもしれないということに決して鈍感になることがないよう自戒の念を込めて、田村ゆかりさんの心からのつぶやきを忘れないようにしたいものです。
「私はbotではありません。心を持った人間です」