夢喰いメリー 第12話 「夢魘」

いさなを連れてミストルティンとの闘いから帰ってきた夢路とメリー。
ミストルティンの圧倒的な力の前に、自分たちでは勝てない、夢もキボーもありゃしないとなげくメリー。
レオンの銃がなければ勝てない、と千鶴は言い、そしてデイドリームへ。そこへレオンが登場し、ミストルティンとの因縁について話します。ミストルティンは人間が一日に溜め込んだ負の感情を捨てた悪夢のたまる場所、『悪夢の狭間』から生まれた存在。
レオンの持つ、仲間の形見を改造した銃ならばミストルティンを倒すことができる。ならばなぜ他の夢魔たちを見殺しにした!?と迫る夢路に、千鶴は弾がないと説明します。その銃の弾は夢魔の断末魔と夢を砕かれた人間の絶望から作られる。それがいくつもたまらないと撃てない。弾を作るために見殺しにしてきたということ。そして、あと1組の犠牲で弾は完成し、ミストルティンを倒すことができる。その犠牲がたとえ誰であろうとも。
レオンはあくまで自分のやり方を貫くと言う。エンギは、ミストルティンが特別な夢魔ならば、器も無しに自由に現界を自在に闊歩できるメリーと、器でもないのに幻界に入り込める夢路もまた特別な存在だと言う。エンギはどんなに不利であってもきっとうまくいく方法があると信じている。根拠なんかなくてもそれを本当にするのが夢ってやつなんだ。それはかつて夢路が言った言葉。
千鶴はたくさんの夢魔と人の夢を見殺しにしてきた報いも受けるつもりだったのに、今はいさなとの思い出を失うのが怖いと言う。あの銃を撃てばレオンは死ぬ。弾を撃つ火薬はレオンの命。そして目的を果たしてレオンが死ねば、器の夢も壊れる。ゆえにレオンは心をなくした千鶴を器に選んだ。千鶴は心を取り戻したことを悔やむ。しかし、レオンはいさなと出会って心を取り戻していく千鶴をむしろ喜んでいた。
メリーを信じてやれなかったことを謝ろうとして口ごもる夢路に、メリーは「夢路が幻界に返してくれると信じている」と告げる。か、かんちがいしないでよ!契約なんだからねっ!!
期末テストが終了。飯島先生が9時にいさなの喫茶店に行くと約束する。約束どおり喫茶店に現れた飯島先生は、カレー大盛りとブレンドコーヒーを注文し、夢路たちと同じテーブルに座る。好きにはさせないというメリーたちに、何か策はあるのかと飯島先生。エンギが「弱い犬ほどよく吼える」と挑発したところに、いさながコーヒーを持ってきたところ(え?コーヒーが先?カレーじゃなくって?)で、エンギのデイドリームへ。
エンギの庭で戦ってもやはりミストルティンの強さは圧倒的。メリーとエンギの連携プレーでも歯が立ちません。
エンギが腹を貫かれ、メリーが倒れた今、剣をとる夢路に飯島先生が人間になにができる?と言います。
「俺だって何ができるかなんてわからねぇ。けど、ほかにやれるやつがいないなら、やるしかないだろう。いくぜミストルティン!」

戦闘シーンがアップすぎてよくわからないので、もうちょっと引いてもらったほうがいいんですけど。ようやく夢路が本気を出すときが来たのはいいんですが、そもそも、「夢喰い」の名がすたるというか、メリーっていったい・・・。能力覚醒とかないんですか?このままだと、メリーの見せ場がないような気がしますが、それでいいんでしょうかね。

今日の一句
「夏休み 山にキャンプに バーベキュー」秋柳貴照

次回夢喰いメリー 第13話 「夢、ふたたび」
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