夢喰いメリー 第13話 「夢、ふたたび」

いよいよラストバトル。ミストルティンに向かっていこうとする千鶴にレオンが言います。「もうひとつ選択肢がある。戦って勝利するも良しだ。」迎え撃つミストルティン「あたしと戦うの?死に損ないが。」
勝てない相手と知りつつ、いさなを犠牲にしないために、レオンの命と千鶴の夢で弾を作りミストルティンに挑むレオンと千鶴。人間が撃てば心のすべてが破壊されるにもかかわらず、千鶴はいさなを救うために、銃を撃とうとします。
レオンがミストルティンに倒されると同時に、レオンの命により弾が装填されます。「さよなら、いさな。」千鶴が銃を構えます。その肩にはレオンの手が。「撃て、千鶴。」千鶴が放った銃弾はミストルティンを貫きます。
しかし、弾は当たったはずなのにミストルティンには効きません。お前らの夢を全部ぶっつぶしてやるという飯島先生に、「メリーが夢もキボーもあんたたちなんかにつぶさせやしない!」立ち上がります。ってか遅いよ。なにやってんだか。夢路さんは蹴られっ放しだし。
向かっていくからには何か奥の手があるのかな?と思いきや、やっぱりあっさりと絶望のつぼみに捕らわれてしまいます。つぼみの中で、自らの中にある夢路に信じてもらえなかったという絶望に向き合わされるメリー。
そして自分の夢を思い出した夢路。それは「諦めないこと」。みんなを守り、メリーを元の世界に返してやること。幻界で人間に何が出来る?という飯島先生に夢路が言います。
「幻界での強さは想いの強さだ。」重なるジョン・ドゥの声。
何度倒されても向かっていく夢路に次第に気持ちが押されていくミストルティン。このままでは夢路が危ないと、由衣は必死につぼみからメリーを出そうとします。
夢路を傷つけるやつは許さないとつぼみからメリーが復活。そしてエンギの復活とともに、エンギの世界が復活し、ミストルティンの世界が消滅。
しかし、ミストルティンはいさなの夢魔であるパレイトを取り込みます。これでは、ミストルティンを倒すといさなの夢も消滅してしまうことに。
メリーに自分を信じろと言う夢路。メリーは、夢路を、そして自分を信じ、パレイトだけを幻界に送り返すことに成功。
お前は何者だ?と問うミストルティンに「自己紹介がまだだったわね。あたしは、悪い夢魔を食い尽くす、夢喰いメリーよ!」
そして、現実へ。そこにいたはずの飯島先生はいません。いさなは元通り。千鶴は夢も心も壊れてしまったため、何も覚えていないようです。しかし、やはり夢路はあきらめません。
「けど、またやり直せるはずだ。人間は何度でも夢を見られるんだからさ」


今日の一句
「担任と 顧問が同時に いなくなる」秋柳貴照


うーん、やはり中途半端で消化不良に終わったアニメでしたね。

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