鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星

7/2から公開された劇場版「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」を見てきました。
初っ端から息もつかせぬアクションの連続で、まさに劇場版、アクション超大作としての、これまでとはちょっと違うハガレンを見せて貰った感じです。
内容については、ネタバレになるようなことは控えておこうと思いますが、物語の時期は、ちょうど11巻45話の途中の出来事のようです。(入場前に渡された11.5巻「旅立ちの前に」によると)
といっても、具体的なイメージはわきませんね。アルが手パンができるようになっていて、マスタング大佐が中央司令部に勤務中でリザが大総統付き補佐に転属されるまで。そしてエルリック兄弟とウィンリィが揃ってセントラルに居る。また、ハボックが居ないことから、マスタング隊とラストとの戦いのあとということになります。そのことは、ジュリアの傷を治すシーンの治療法にも現れてますね。ちょうどラスト戦の頃、エドはリゼンブールに戻り、ホーエンハイムと再開。自らが人体練成で作り出したものの墓を掘り返し、過去と向き合う経験をしていましたしね。
しかし、そのことは、劇中で描かれるエドとアルの成長した姿、そして禁を犯そうとするジュリアに対して自らが同じように犯した罪と、人の死を乗り越えてなお、前に進もうとする、いや進まなければならないと決意した2人だからこそ言える言葉の力強さにもあらわれていたように思います。
連載が終了し、アニメも完結した今、再び2人に出会えて良かったです。
でも、サイドストーリーだからしょうがないですが、大佐とホークアイ中尉とウィンリィの出番はちょっと無理やりでしたね。また、大佐の活躍の場があることを期待しています。
劇場前の看板 大佐とリザとエド
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反対側 アルとジュリアとメルビンとミランダ
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11.5巻「旅立ちの前に」
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劇場版パンフレット
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