山本二三展 日本のアニメーション美術の創造者

神戸市立博物館に山本二三展を見に行ってきました。
あえてキャラクターのない背景画やイメージボード、設定画などに限定した展示内容ですが、背景美術の素晴らしさと重要性を再認識させてくれる内容となっています。
なにより、ラピュタ火垂るの墓もののけ姫時をかける少女など、誰しもが一度は目にしたことのある作品の背景が、実在しないはずの風景(モデルとなった風景はあるとして)であるにもかかわらず、まるで自分の実体験としての記憶の一部であるかのように、鮮やかに蘇ってくることに驚きを感じるとともに、もはやラピュタ曇(二三雲)は日本の原風景となって、僕らの心の中に存在してるのだと実感させられた作品展でした。
いやー、アニメーションって素晴らしいですね。
中は撮影禁止なので、表の看板です。
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入り口の獅子神の森
※中に入って記念撮影が出来ます。
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