「ワンピース」製作現場 in フィリピン

さきほど、何気なーく付けていたテレビでやっていた「〜あらゆる世界を見学せよ!〜潜入!リアルスコープ」(KTV 23:30〜)で、これまた何気なーく特集されていたフィリピンにおける「ワンピース」の製作現場を見ていた。
ワンピースを製作している東映アニメーションは監督ではなくシリーズディレクターを置くというやり方をとっていますが、いまやワンピースの製作のほとんどはフィリピンで行われているそうで、現在のシリーズディレクターである宮元宏彰氏(テロップでは監督となっていました)が現地のスタッフと通訳を介してテレビ会議で打ち合わせをしているシーンが写されていました。名前がフランシスってなってましたが、あれってTAPのフランシス・カネダさんだったんでしょうか。
「血や傷はあったほうがいいのか?」
「いや血は無いほうがいい」
「わかった」
こういったやりとりが通訳を介してなされていました。こんな打ち合わせで監督の意図や細かいニュアンスが伝わるもんですかね。しかも、打ち合わせは週1回だそうで、画面越しにコンテや絵を見せながら確認してました。せめて現物をスキャンして送って見ながらとかできないものでしょうか。
しかし、いまや原画のみならず作画監督も日本じゃないんですね。原画、動画、背景までもフィリピンで製作されていたらもはや日本アニメとは(以下略。いや、ワンピについてどうこう言うつもりはない(個人的にはプリキュア頑張ってくれたらいいです)のですが、日本のアニメーターはこの先どうなるんでしょうかと思うと心配になります。
また、現地で放送されているフィリピン版ワンピースとの声の比較されていましたが、ルフィは意外と違和感ない感じでした。ナミはエコーかかりすぎてよくわからなかったです。ゾロはもはや別人でした。
あと、宣伝されてた3Dはいただけない。いろいろと絵がおかしい。ゴムゴムの手が画面からびよ〜んと飛び出してきますよ〜ってしたいだけじゃないかと。
なお、その後の特集はロシアでAKB大人気というものでした。そっちはあまり詳しくないんでロシア選抜メンバーはほとんどわかりませんでしたが、スゴイですね。AKBは国境を越えてます。例によって南キャンの山ちゃんがAKBについて熱く語ってました。一般の人からすると「きんもー」なんでしょうが、ベクトルは違えど好きなものについて一途に語る姿勢にわたしは好感を覚えます。
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