映画「ねらわれた学園」を観てきました

アニメ映画化された「ねらわれた学園」を観てきました。

とは言っても、薬師丸ひろ子の実写映画版や原田知世のテレビドラマ版は観ていませんし、原作も読んだかどうか記憶にありませんので、ほぼ予備知識なしで観た状態です。

冒頭から桜の花びらが舞う鎌倉の風景が印象的ですが、いつまでたっても画面中散っていて、夜になって江ノ電が走るシーンでも延々と散っているので、このまま最後まで桜舞い散る(ケツメイシかよ!)のかとちょっと心配になったぐらいです。

また、光の反射や木漏れ日を使った演出が印象的で、映像は全編にわたって非常にキレイでした。

現代版に設定を置き換えて、登場人物の変更や携帯電話を物語のキーにしたり、新たな解釈でアレンジされているようですが、残念ながら活かしきれたとは言えないのではないのかな、というのが正直な感想です。理解力が足りないのか、1度観ただけでは伏線の回収も充分だったのかわかりません。タイムスリップや砂時計や使い魔、祖父や妹の思わせぶりな描写もなんだか投げっぱなしで終わったような気がします。特に後半はもう少し丁寧に描いてほしかったなと思います。それと、ストーリーが盛り上がりに欠けるというか、演出上の問題なのか、ちょっと全体的にメリハリに欠けたような気がしました。雰囲気がとてもよかっただけに、少し残念です。

キャラでいえば、花澤さん(春河さん)はとてもかわいかったです。まゆゆ(ナツキ)はAKB0048のときも思いましたが、思ったより上手ですし、とても頑張っていたと思います。でも、さすがに主人公はどうかと・・・。多分、冒頭の携帯電話禁止に反対していたモブ生徒が伊藤かな恵さんだったんじゃないかと思いますが、ナツキは伊藤さんでよくね?

 

それにしても、小野Dが『未来人』なんて・・・「機関」を裏切って、朝比奈さん側につくということですか(ノ゚⊿゚)ノ

ちなみに入場者特典のキャラクターミニサイン色紙も京極さんでした。

 f:id:thunderbird2000:20121114225035j:plain

 

にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村 ←ポチッと押していただけるとありがたいですm(_ _)m