機動戦士ガンダムUC episode7「虹の彼方に」

機動戦士ガンダムUC episode7「虹の彼方に」を観てきました。
まずは、宇宙世紀ダイジェスト“episode EX「百年の孤独」と題し、ファーストからZ、ZZの映像とともに宇宙世紀100年の歴史を振り返るところから始まります。これだけでも20分ぐらいあり、劇場に足を運んだ甲斐があったのではないかと思います。
それにしても、このダイジェストはカーディアス・ビストのナレーションによって進行するのですが、本来ならばサイアム・ビストのはずだったのではないでしょうか。改めて永井さんのご冥福をお祈りいたします。
 
本編については、ここで余り多くのネタバレをするのは控えるとして、足掛け5年に渡って続いてきたUCがここに完結を迎えるというのは、とても感慨深いものがあります。
特に、マリーダさんの最期と、それでもなお周りの皆の元へ思いを伝えようとする姿には涙を禁じ得ませんでした。
UCは、ラプラスの箱を巡っての因縁がもたらしたスペースノイドとアースノイドの長きに渡る争いの終焉を描く物語でしたが、同時に父と子の世代を繋ぐ希望を描くものでした。
世代を超えて受け継がれる祈りを確かに受け止め、新しい時代を築いていくことこそが、私達が果たすべき約束なのかもしれません。
ともかく、素晴らしい映像とストーリーに重厚感のある音楽と、全七作に渡り楽しませて頂いたスタッフの方々に感謝するとともに、今は終わってしまったという喪失感でいっぱいです。
 
今日のところは取り敢えず感想を書くというより、お疲れ様でした、という気分です。改めてBlu-rayが届いたらもう一度浸ってみようと思います。
 
なお、イベント上映限定のガンプラユニコーンガンダム2号機バンシィ・ノルン(デストロイモード)劇場限定NT-DクリアVer.」(公開1週目限定)については、いつもの如く既に売り切れで買うことはできませんでした。残念_| ̄|○
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