魔法少女まどか☆マギカ 第6話 「こんなの絶対おかしいよ」

さあ、ほむらが白熱のさやかVS杏子のバトルに颯爽と登場。軽く髪を払ってなびかせます。「何しやがった!てめえ!」と杏子が槍を向けた方向に、すでにほむらの姿は無く、杏子の背後に。「そうか、あんたがうわさのイレギュラーってヤツか。妙な技を使いやがる。」「じゃまするな!」と向かっていったさやかはあっさり気絶させられる。
杏子に誰の味方だ?と問われ、「わたしは冷静な人の味方で、無駄な争いをするバカの敵。あなたはどっちなの?佐倉杏子。」手札が見えない争いは不利と悟った杏子はひとまず退却。ほむらはまどかにこれ以上かかわらないよう言い残して去る。しかし、今週のアバンはなぜに16:9レターボックス?
さやかの部屋。グリーフシードにソウルジェムを近づけるとソウルジェムに溜まった穢れがグリーフシードに移動し、魔力が回復する。しかし、これ以上穢れを吸うと孵化する危険性が。すると、黒くなったグリーフシードをキュゥべぇが食べてしまう。これもボクの役目というが、最初からそれが目的なのでは?杏子に勝つために、グリーフシードを集め、ソウルジェムをきれいに保たなければならないとさやかをあおるキュゥべぇです。
キュゥべぇは、才能だけで杏子を上回る魔法少女になれる素質を持っているのがまどかだと話し、戦力になるから自分と契約するようにそそのかそうとしますが、さやかは乗りません。
ゲーセンのDDRでOPを踊る杏子のもとに現れたほむら。「この街をあなたに預けたい。」どういう風に吹き回しと問う杏子に、さやかでは魔法少女は務まらないと話すほむら。さやかのことは自分に任せるように言いますが、あんた何者?という質問には答えません。
「1週間後、この街に『ヴァルプルギスの夜』(よく聞き取れませんでした。その後の杏子はポッキー咥えながらなのでワルプルリスと聞こえました)が来る。」ほむらは倒せたら自分はこの街を出て行くと言う。手ごわいが2人ならなんとかなりそうと杏子。
昨日の使い魔の痕跡を探すさやかとまどかとキュゥべぇ。杏子やほむらと話し合うように説得しようとするまどかですが、マミを見殺しにしたほむらが許せないさやかにはそんなまどかの言葉は伝わりません。今のさやかには勝ち目はないと話すキュゥべぇ。やっぱり、キミが魔法少女にならなくちゃさやかは助けられないと言いたげです。
眠れないまどか。さやかを止められない悩みを母に話しますが、「くやしいけどね。正しいことだけ積み上げていけばハッピーエンドが手に入るってわけじゃない。むしろみんながみんな、自分の正しさを信じ込んで意固地になるほどに、幸せって遠ざかってくもんだよぉ。」という詢子さん。悩む娘に「たとえきれいな方法じゃなくても解決したいかい?なら間違えればいいさ。正しすぎるその子の分まで誰かが間違えてあげればいい」と、子どもとしては申し分のない子に育った娘に対し、大人になる前に間違え方と勉強しておくようにと諭します。なんだかいいシーンです。
さやかが病院へ行くと上條くんはすでに退院したとのこと。家に行くと中からバイオリンの音が聞こえます。そこへ現れたのは杏子。
杏子にすれば、たった一度の魔法の奇跡を他人のために使ってしまったさやかが信じられないほど愚かな行為です。上條くんをものにしたければ、今から家に乗り込んで両手、両足をつぶしてしまえばいいとさやかを挑発します。
場所を変えたさやかと杏子。杏子の変身シーン。いつの間にか杏子の背後をとり、さやかには手を出さない約束だとほむら。ならば自分がさやかの相手をすると前に出るほむらに対し、さやかが変身しようとその手にソウルジェムを出したそのとき、まどかがソウルジェムを奪い橋の上から投げ捨てます。ソウルジェムはトラックの荷台の上に落ち、そのまま走り去ります。すぐさま追いかけるほむら。さやかは意識を失います。
キュゥべぇ「今のはまずかったよ、まどか。よりにもよって友達を放り投げるなんて。どうかしてるよ。」まどか「何?なんなの?」杏子が駆け寄りさやかの首をつかむと「どういうことだおい?コイツ死んでるじゃねえかよ。」
さやかを呼び続けるまどかと、状況を把握できない杏子に対し、キュゥべぇが言います。「キミたち、魔法少女が体をコントロールできるのは、せいぜい100メートル圏内が限度だからね。」杏子「どういうことだ?100メートル?どういう意味だ!」キュゥべぇ「普段は当然肌身離さず持ち歩いてるんだから、こういう事故はめったにあることじゃないんだけど。」まどか「何言ってるのよ!キュゥべぇ助けてよ。さやかちゃんを死なせないで。」キュゥべぇ「はぁあ(溜息です)。まどか、そっちはさやかじゃなくてただの抜け殻なんだって。さやかはさっきキミが投げて捨てちゃったじゃないか。」
さらに「ただの人間と同じ壊れやすい体のままで魔女と戦ってくれなんてとてもお願いできないよ。キミたち魔法少女にとって、元の体なんていうのは外付けのハードウェアでしかないんだ。キミたちの本体としての魂には魔力をより効率よく運用できるコンパクトで安全な姿が与えられているんだ。魔法少女と契約を結ぶボクの役目はね、キミたちの魂を抜き取ってソウルジェムに変えることなのさ。」と続けます。こういうのは重要事項説明書に書いておいてもらわないと、契約違反でクーリングオフですよ。
心臓が破れてもありったけの血を抜かれても魔力で修復でき、ソウルジェムさえ砕かれなければ無敵だから便利なのに、「キミたちはいつもそうだね。事実をありのままに伝えると決まって同じ反応をする。わけがわからないよ。どうして人間はそんなに魂の在り処に拘るんだい?」
そこへさやかのソウルジェムを持ってほむらが帰ってきます。意識を取り戻すさやかがひとこと。「何?何なの?」
やっぱり、マミさんは死んだわけではないということになりますが、マミのソウルジェムは今何処でしたっけ?
それと、まどかがディスプレイに向かって打っていたの文章の意味は?

hey diddle diddle,
the cat and the fiddle,
the cow jumped over the moon;
the little dog laughed
to see such sport,
and the dish run away with the spoon.
hey diddle diddle : えっさ、ほいさ
fiddle : フィドル laugh : 笑う

次回予告「戦いの運命を受け入れてまでキミには叶えたい望みがあったんだろう?それは間違いなく実現したじゃないか。」
次回第7話「本当の気持ちを向き合えますか?」
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