STAR DRIVER 輝きのタクト 第21話「リビドーなお年頃」

あれ、なんか珍しくいきなり戦闘から始まりましたね。コフライトに乗るニードルスターと戦うタウバーン。あっという間に戦闘終了。またもや敗れるコフライト。ウィンドウスターがひと言「その戦い方、よろしくないわね、タウバーン!」
コフライトの復元を急ぐニードルスター。サイバディの復元によるドライバーの死のリスクをまったく恐れていないことに驚くバンカー。ニードルスターとウィンドウスターはタクトが相手のドライバーの安全に配慮して戦っていることを屈辱だと感じているよう。
そこへ現れたのは頭取。新しいおもちゃ(プロフェッサーシルバーが作り出したオーバーフェーズ装置)がまもなく完成すると言う。
自宅(船)に帰ったシモーヌはカナコさまに、過去にケイ・マドカと上司と部下という関係以外になにかあったのか問います。カナコは昔のことと受け流しますが、一方でマドカの理由のない貪欲さは、いずれ破壊に繋がる危険なリビドーだと言います。それを聞いて、バニシングエージにいるタカシを心配するシモーヌなのでした。
バニシングエージのアジトで、サイバディの復元のリスクを怖れないのかと、ニードルスターとウィンドウスターに尋ねるバンカーでしたが、2人に軽くあしらわれ、ここでも後片付けに勤しむ召使的立場のかわらないタカシです。ここでようやくタイトルバックですか。忘れてました。
学園で昼食をとるワコとスガタ。背後の窓には夜間飛行の「神話前夜」のポスターが掲示されています。タクトがケイトと話す姿を見て、「最近ケイトと仲いいね」とワコ。「そりゃ彼女の店でバイトしてるらな」とスガタが一応フォロー?します。ハブに噛まれたところを助けてもらったとタクトが説明すると、「へぇ〜」と明らかに怪しんだ目のワコ。
そこへ「ご一緒してもよろしいかしら?」と現れたのはコウとマドカ。学園祭の演劇部の劇でタクトとキスをする相手役は誰かという話になりますが、そういやミズノが居なくなってから決まってませんでしたね。じゃあ、立候補しようかなというマドカ。戸惑うワコです。
レイジの部屋でオーバーフェーズ装置の完成について話すレイジとシブヤ。ヘーゲントを使って行い、巫女の封印を破るわけではないので、第4フェーズに進むわけではないが、理論上は同じコンディションにすることができると説明。3.5フェーズといったところか。ウィンドウスターが志願しているようです。「わたしにはなぜそのようなリスクを犯すのか理解不能です」って自分が開発した装置だろうよ!強い力に惹かれるのは不思議なことではないとレイジ。自らが強い力を手に入れるために過去に失ったもの(ソラとサカナちゃん)を思い出す。本当に強い力を手にすれば、失ったものを取り戻せる、いや取り戻してみせるとレイジ。
オーバーフェーズシステムを試すウィンドウスター。「今日これから銀河美少年タウバーンを殺します」と宣言し、イヴローニュの様子を伺いますが、目を伏せ「そう」とひとこと。
準備が完了し、ウィンドウスターに注射をしようとしたシルバーにニードルスターが「待て!危険はないんだろうな?」だから、さっきからずっと危険だって言ってるじゃない!なんで今更確認するのだ?
なんとかアプリボワゼしたウィンドウスターですが、電気棺が閉まると同時におおきな人型の白い光が。そしてサイバディとともに大きな電気棺ごとゼロ時間に突入。タクトの前に現れます。
ガシャガシャと展開した電気棺の中から現れたのはマドカがそのままサイバディ化したかのような姿。なんかラーゼフォンの敵のドーレムでこんなのいなかったっけ?とか思ってしまった。
「絢爛登場!オーバーフェーズ、ヘーゲント!」ウィンドウスターはとっても気持ちよさそうですが、ドライバーと一体化したサイバディを倒せばドライバーが死ぬことになるとタクトは戸惑って、いつものように戦うことができません。頭取が言います。「ツナシ・タクトは覚悟ができているのか?」できていないというか、絶対に傷つけないという覚悟ができているといったらいいのか。うーん、答えになっていない気が。
マウントポジションをとったヘーゲント。あと一息でとどめというところで、ワコの力が発動し、オーバーフェーズが強制解除されます。そのすきを付いてタウ・ミサイルでヘーゲントを倒します。
皆水の巫女がタウバーンを守ったのか?というスカーレットキスにプロフェッサーグリーンが「封印システムがフェーズの人為的移行を許さなかったということか」と答えますが、頭取が「いいえ、違うわね。多分好きな男がほかの女と目の前でいちゃつくのが我慢できなかったのよ。」と言います。
演劇部の部室で、タクトはあれはワコがやったのかと問います。そこへ部長が入ってきますが、ワコは部長に「学園祭の舞台。あたしがキスの相手に立候補します。」と宣言。え?と頬を赤くするタクト。
「まさかリビドーの強さで負けると思わなかった」とマドカ。素直に負けを認めて島から出て行くようです。
カナコ様のもとにタカシから電話。バニシングエージを止めておとな銀行に帰ってくるようです。納得いかない様子のシモーヌですが、本当に強い人間になるために自分を裏切った相手を許せる人間になってほしいと話すカナコ様。まったく今日もカナコ様はステキです。
次回予告「いよいよ南十字祭が始まる。ついにボクも舞台俳優デビュー。サリナ部長いきなり本番で、そんなハイレベルなアドリブ芝居をボクに要求するのですか?」
次回STAR DRIVER 輝きのタクト 第22話「神話前夜」

自分の本当の気持ちに素直にあろうとし始めたワコとタクトの今後の展開に期待です。しかし、最近王の柱が通用しなくなってからスガタさんの見せ場がないですよね〜。
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