夢喰いメリー 第8話 「夢回廊」

いさなは海で足首を痛めた夢路を放課後に病院へ連れて行く約束をしますが、一緒に帰ろうとしたところで飯島先生から進路指導の面談の呼び出しを受けます。
夢路は代わりにメリーと病院へ向かいます。エルクレスについて話すメリーのアップはヘソのみ。顔はどうした?しかし、メリーは途中でドーナツに釘付け。なるほど、MadamDonutときましたか。ドーナツを頬張るメリーがかわいいです。横断歩道で意味ありげに昨日の夢について話しながら、夢路とすれ違うケン。今日の器ですかね。
進路指導の順番を待ついさな。動物の命を少しでも救うため獣医になりたいという吉田さんに飯島先生が言います。「命を助けるということは、同時に死も受け入れるということだ。時には自分の手で最後を迎えさせてやることも必要になる。」それでも真剣に考えているなら全力で応援するという飯島先生は、今日はなんだかイイ先生っぽいぞ。
姉パティの最後の記憶を辿るエンギ。逃げるんだというエンギの声。パティはエルクレスに殺されます。力ずくでも現界に行くの止めていればと悔やむエンギです。そんなに自分を責めないでほしいと言う由衣。お姉さんに任せなさいと逆さに見上げる由衣がカワイイです。最初の教室で貴照を見上げる咲といいなんか今日はこのカット好きですね。「お姉さんの敵絶対にとろうね。」
接骨院に来た夢路。なかなかパンチの聞いた医者です。やっぱり最近、ユメナクシにより夢や目標を失くした生徒がたくさん訪れるようです。
いさなの進路指導ですが、いさなは父に大学を出ておいたほうがいいと言われるからどこの大学でもいいと、進路を白紙で提出します。
まだ2年だからといいつつ、「お前本当はやりたいことがあるんじゃないのか?まだ2年だから言えることもある。どんな夢でも希望でも願いでも言ってみろよ。もしかしたら叶えられるかもしれないぜ。」どうした今日はなんだか本当に先生みたいだぞ。
「はい、実は・・・」と言いそうになったところで、先日の海で絵を描く仕事をしたいという夢を千鶴に「それ、誰かに言ったことある?」と言われたことを思い出し、口ごもってしまう。
でも、きっぱりと「私、将来は絵を描く仕事がしたいんです!」と飯島先生に言いました。なんだかイヤな予感がしますよね。
診察が終わった夢路に、もう少し話し相手をするよう引き止める医者がお茶を出すよう呼んだのは由衣。なんだか今日の由衣はカワイイな〜。
家の外に出て畳のような味のする異次元空間を内包しているかのようなお茶を飲みながら、由衣が夢路に訊ねます。「あ、あの〜。エンギのこと、ご存知かな?」由衣が黒く反転しエンギに代わりますが、いきなりの土下座。本来なら腹を切って詫びるべきだが、今は果たすべき使命(灯台エルクレスを討つ)がある身なのでご容赦をと、見事なゲザっぷりです。
メリーがクリスを送り返したことを、エンギは不可能だと言いますが夢路は信じないと言い返します。何度だって言ってやると夢路さん相変わらずかっけえっすな。
のんきにドーナツを食べながら待つメリー。会わせたいヤツがいるとメリーを店の外に連れ出そうとしたとき、ケンの目に格子模様が浮かびます。デイドリームに現れた夢魔は迷宮(メイズ)ランズボロー。
エルクレスは他の夢魔を取り込んで自分の領域を広げる力を持ち、現界への道を照らし、何も知らない夢魔を導き続けてるようです。そして人間はどんどん夢魔と入れ替わってしまう。一緒に旦那に協力して現界を乗っ取ろうと誘うランズボローに、冗談じゃないと即座にメリーが言い放ったのは「誰がドーナツ作るのよ!」って理由はそれですか。
ともかく、メリーとエンギの共闘体制が出来上がり、ランズボローの特性自動人形と戦闘開始っていうところで今週は終わり。

今日の一句
「憧れて グリッチョまねて 足を折る」秋柳 貴照

次回 夢喰いメリー 第9話 「夢乱れて」

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